目的を明確に! 事業計画書を作成しよう

目的を明確に! 事業計画書を作成しよう

自分で事業を始めるとき、やらなければいけないことはたくさんありますよね。そのうちの一つが事業計画を立てることです。考えるだけで気が遠くなりそうですが、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、意外とスムーズに進めることができます。

 

事業計画が整理できれば、今後の事業がイメージしやすくなり、モチベーションアップにも繋がります。大切なのは、銀行から融資を受けるために事業計画を書くのではなく、今後の事業を上手く進めていくために書いていると理解することです。

 

まずは、事業計画を立てる前に、自分が今後していきたいことを徹底的に洗い出し、実行すべき具体的な行動計画を考える必要があります。予想外のことが起きても適切な判断ができるように、起こりうるすべてのリスクを洗い出していきましょう。事業を始めるということは、もちろん簡単で楽しいことばかりではありません。様々な試練が起きるスタートアップの時期に、正しい方角へと舵を切り、目的地へと導いてくれる羅針盤として事業計画を作っていきましょう。

競合分析をしっかりと行う!


「競合分析」と聞いて、あなたはピンと来ますか? また、それを具体的に行動に移すことができますか? 初めの頃はみんな分からないことばかりなので、もし分からなくても、恥ずかしがることはありません。

 

競合分析というのは、あなたのビジネス戦略を決める際に、競合他社の分析をすることです。例えば、あなたが美容室を開業する場合、すでにある美容室と全く同じサービスを提供してもお客さんを集めるのは難しいでしょう。そのため、お店を出す予定の地域で、どのような美容室(競合企業)があるのかを、あらかじめ分析する必要があります。

分析することの例
✔ 競合他社の美容室はどのような外観だったか
✔ どのようなお客様がいたか
✔ 料金設定はどのくらいか
✔ どのようなサービスを提供していたか
✔ 特に印象に残った美容室はどこだったか(それはなぜか)

上記の例のように、同業他社の情報を収集し、競合分析をしていくことは非常に重要です。今後、同じ市場に立つ以上、競合他社との顧客の奪い合いは避けては通れません。競合他社と比べて、あなたが提供する商品やサービスの優位性や、見込み客がどんな人で、どんなことを求めているかなども、分析していくうちに分かってくるでしょう。もし、分からないことにぶつかったとしても、焦ることはありません。一つずつきちんと解決策を考えていきましょう!

事業の目標を立て、認識のズレを無くす


事業計画を立てないままでいると、ビジネスアイデアや最終的に達成したい目標が明確ではないため、上手く行動に移すことができない可能性があります。そのため、前もって事業計画を立てることで、一緒に働く人たちとも目標の認識を合わせ、これからすべき行動を具体化することができます。

 

まずは、あなたのビジネスアイデアがどのようなものかを、簡単に説明した概要を作成しましょう。そこから、企画内容(顧客サービス、市場、競合の分析も踏まえて)、顧客について(ターゲット層、営業、顧客ロイヤリティ)、そして、会社概要や創設者について(資格、経歴)を考えていきます。

 

もちろん、資金計画も忘れずに作成しましょう。資金計画書を書く際は下記を参考にしてみてください。

  • あなたが提供している商品やサービスについて
  • 利益を上げるためにはどのようなコストがかかるのか
  • 流動資産(1年以内に回収される資産)は何が必要か
  • 資本はいくら必要か

などのように「お金」の細かいことについてもしっかりと練っていきます。特に、事業の始めが肝心で、目標をしっかりと決め、言語化することで、経済的にも実現可能であるかどうかを計る指標にもなります。

焦らずに一つ一つ考えよう


もし、事業計画書を作成する上で、様々なアイデアが頭の中でまとまらない場合は、紙に書き出してみましょう。頭の中でごちゃごちゃになってしまったことは、紙などに書き出すことで客観的に見ることができ、考えを整理しやすくなります。

 

考えが整理できたら、それを実際に事業計画書に落とし込んでいくことで、体系的に説明することができるので、自然に筋の通った全体のプランが出来上がります。まずは、事業計画の骨組みを立てて、欠けている情報が何なのかを見つけ、あなたの考えを明確にし、肉付けをしていきましょう。

資金計画は細かく具体的に


投資家が事業計画書の中で、最も興味を持つのはどこの部分だと思いますか? それはもちろん、数字の部分です。なぜかというと、数字から安定した会社かどうかを知ることができるからです。投資家に限らず、数字の情報は知っておきたいポイントの一つです。

 

例えば、会社の売上高が数年間赤字が続いていると、「計画がしっかりされていないのでは?」と不審に思いますよね。具体的な数字は、言葉で表すよりも計測がしやすく、目標として設定するのにぴったりです。そのため、目標(資金計画)には曖昧に決めるのではなく、具体的な数字を設定しましょう。

コストについても洗い出そう


できるだけ削りたいコストですが、コスト面から資金計画を始める方法もあります。例えば、新しくネイルサロンを立ち上げる場合、ビルの一室を借りるよりも、ある程度の業績が出るまでは自宅の一角を使ったり、賃貸アパートの一室を借りる方がずっとコストを抑えられます。人件費についても、アルバイトを何人も雇うより、パートや正社員を一人雇って、固定顧客がついてきたら、アルバイトを増やす方がサービス面においても良いでしょう。

 

売り上げが増えてきたところでより多くの顧客にリーチできるように、効果的なキャンペーンや営業体制など、あなたの事業に合ったアプローチ方法や店舗の場所、従業員の雇用について考えていきましょう。事業計画では、コスト以外でも根本的な前提条件を踏まえて考えることが必要不可欠です。例えば、事業を無事に始めることができたとして、一日に 30 人が商品を購入してくれるのか? また、その半年後には 130 人まで増えるのか? などについて考えることも、立派なコスト管理の一つです。

まとめ

 

・事業の地図となる事業計画書は、最初にしっかりと決めておく。

・実際に出向くなどして、同業他社の競合分析を行いましょう。

・市場調査や競合分析を踏まえて、事業の目標を決めよう。

・考えが混乱してきたら、客観視するため紙に全て書き出そう。

・指標となる数字は具体化する。

・コストやリスクについても、きちんと洗い出そう。

いかがでしたか? 事業計画書を立てることで、最終的な目標に向けて何をすべきかの洗い出しができ、コスト管理を含めたリスクへの対応を身につけることに繋がります。この年末で事業計画書の作成や見直しをして、来年のスタートに備えるのも良いですね。



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